コロナ下のDIY:服の染め替えと冷蔵庫の棚板補修に挑戦☆

染色初挑戦です!
染色初挑戦です!

コロナ禍に入った春頃から、アレコレDIYすることが増えました。すぐに思い出せるものを挙げると、エアコンの室内水垂れ問題解決(最終的に外のドレンホース角度調整で解消)、古い網戸の張り替えトイレの傷んだ壁をクッションシートでリフォーム、etc.……何かを作るDIYではなく補修が多いですね。古い家なので。(^^;)

 

節約の意味はもちろん大きいんですけど、時節柄ちょっとしたことで業者さんを家に入れるのは抵抗があったり、おうち時間が増えたりしたことも後押しになりました。

 

調べてみると、自分でできることってたくさんあって驚きます。これまで勝手に「自分が手をつけちゃいけないこと」というバイアスがあったんですね。たいていのことはYoutubeでやり方がわかりますし、かなり専門的な道具も通販で簡単に手に入る。やってみるとけっこう楽しい。でも、どうも自分は「エンジンがかかって止まらない時」と、「まったくやる気が起きない時」が極端で波があるようです。

 

そんなわけで道具を揃えたまま寝かせることもしばしばですが、昨日は先週あたりに切れていたグロー球の交換をしたことから久しぶりに火が付き、寝かせていたものを2つやってみました。

 

失敗買いの服を染め替え

まずは(というか待ち時間もあるのでほぼ同時進行だったんですが)、通販で買った安服を染料キットで染め替えてみました。ベージュのチノパンということで買ったんですが、到着したものはサンプル写真と違ってどう見ても褪せた黄色。明るすぎて自分にはちょっと穿けない色だったんです。返品が面倒で放置していたシロモノなので、失敗しても惜しくないし、700円ほどで穿けるようになるなら儲けものです。

 

安物買いのなんとやら、だった黄色のしょぼいチノパンもどき。これを染めることに。
安物買いのなんとやら、だった黄色のしょぼいチノパンもどき。これを染めることに。

 

染料キットもいろいろあったんですけど、40~50℃のお湯で染められて色止め付きという、見比べた中ではお手軽に見えたものを試してみました。別にお塩を300g使うので追加費用はありましたが、トータルでも1000円以下です。

 

染色キットの中身とお塩。染料の色は「ソイルブラウン」。お塩は割高でしたが300gちょうどのを買いました。(塩単体って余るとなかなか使わないので……)
染色キットの中身とお塩。染料の色は「ソイルブラウン」。お塩は割高でしたが300gちょうどのを買いました。(塩単体って余るとなかなか使わないので……)

 

最初「50℃って……お湯を沸かして水で薄める?」と思ったんですが、お風呂場の給湯器を50℃にすればいいと気づき、気がラクになりました。(笑) まずはバケツに必要な分量6リットルの水を入れてみて、目印にテープ(昔フラワーアレンジに使った余りの防水タイプ)を貼りました。染料はワインレッドっぽく見えたんですが、染めてみるとなかなか茶色。お湯の温度が低めのせいか、思ったより気軽で簡単でした。一番大変だったのはすすぎでしょうか……でも目の前で「出来上がって」いく面白さのほうが勝りました。

 

じつは染める布の重さによって染料の必要量が変わるので、今回の場合は2つ使わなきゃいけなかったんです。でも夏物だしあまりハッキリした茶色にはしたくなかったので、ダメ元でキットひとつで染めてみました。結果は写真の通り……地に黄色が入ってるので見本とは少し違う色味です。綿は染まるけれど糸は素材が違うらしく、ステッチが目立つようになりました。でもそれなりにポイントになってなかなか気に入りました。これなら穿ける。タンスの肥やしが現役復帰です!(笑)

 

実物に近づけようと色調整を重ねたら、宙に浮いてるような写真になってしまいました。(笑)
実物に近づけようと色調整を重ねたら、宙に浮いてるような写真になってしまいました。(笑)

 

けっこう面白かったので、色が褪せたけど気に入ってるアレを染めてみようか、混色で好みの色を作ってみようか……などと想像が広がります。いつかグッズ作りにも使ってみたいなーと思いました。(^^)

冷蔵庫の棚板補修

もう1つは冷蔵庫のヒビの入った棚板。古い型でもう交換はできません。2枚とも真ん中にヒビが入っていて、短い園芸用支柱とテープ(染色でバケツに貼ったのと同じもの)でギプスをして2年ほどごまかしてました。ちょくちょくはがれてたわむので、ものを乗せるとき真ん中に重心をかけないよう気をつけたり、見た目に心を痛めたり(?)していました。ようやく地味なストレスから解放です。(笑)

 

使ったのはプラリペアという評判のいいプラスチック補修材とプラスチック用補修テープ。さらに5mm幅のアクリルの角棒を買って横幅に合わせて切り、棚の手前の裏側にある溝に補修材で埋め込むように貼り付けてみました。思ったよりたわむ角棒でしたが、溝の幅の問題でこの程度しか入らないんですよね。プラリペアの強度に期待です。

 

ほんとはヒビのところを削ってしっかり補修材を詰めるといいらしいんですけど、削る道具がないのでヒビの裏表両面に塗り、上から補修テープを貼りました。(乾いてから貼りましたが、よく考えたら乾かないうちにテープを乗せたほうがよかった!)

 

補修材の匂いがちょっと強烈でしたが(歯医者さんで嗅いだことがある溶剤系の匂いに似ています)、いちおうほぼまっすぐにくっつきまして、無事にものを乗せられております。補修前に棚板を洗えましたし(けっこう汚れてました!)、ついでに冷蔵庫の内壁もぐるりと掃除できたのでスッキリしました☆

 

見た目こんなですが、前よりかなりましです。何より横から見た時ほぼまっすぐなので心が痛みません。(笑)
見た目こんなですが、前よりかなりましです。何より横から見た時ほぼまっすぐなので心が痛みません。(笑)

 

家族からリクエストされている今後のプロジェクト(?)としては、見えない根元で切れた蛍光灯の紐の付け直し、庭のモミジの剪定、お風呂場の天井のペンキ塗り替え、外の撒水栓の立水栓化、などが待機中です。(剪定は先月あたりからかなりハマっているのですが、話が長くなるのでまた改めて)だんだん本格的なDIYっぽくなってきますねー。(笑)

 

ペンキは冬に買ってあったんですけど、まずはカビとりから始めなくちゃならないので腰が上がらず、「あったかくなったら」と言っているうちに暑くなってしまいました。「涼しくなってから」と言ってると、また一年過ごしてしまいそう。(笑)でも絶対「やりたくてたまらない」という時期はまた来るので、そのタイミングをうまくとらえればむしろレジャーになります。その時を逃さないようにしたいです。