前回の選択肢から、可能性が高そうなものとして
◆小説本編冊子について
3. 旧版はそのまま残して説明欄に新版があることを記し、新装版は別に出す。
◆「別冊ふろく」について
2. 本編とは別にkindleで有料配信
を暫定的にチョイスしました。方針によって作業内容(作るファイルの種類、中身に加えるリンク、商品説明などなど)が変わるので、何かを選ばないと一歩も進めず金縛り状態なのです。実際作って目で見ないと実感できない人間なので、とりあえずで進めてみて見直しながらやってみます。できればコミティアの告知にはkindleの新装版リンクも付けたかったんですが、これはあとあとまで残るものなので慎重に進めます。結果として告知がほとんど見ていただけないタイミングになってしまうかもしれませんが……。(自前の発信力がないので、イベントチェックでご同好の方に見ていただける可能性は逃したくないのですが💦)
こちらを進めつつ、近づいてきたコミティア向けの準備もしなくてはならない時期に入りました。とはいえ、本はできているので当日のディスプレイくらいです。
自分にとっては、コミティアはぶっちゃけ「売り上げゼロを覚悟しなくてはならない」、ハードルの高いイベントです。いつもたいして売れるわけではありませんが、ティアは特に。ジャンル(いちおうJUNE・BL系のくくりはありますが)に頼れる割合が少ない上に、参加者さんのレベルが高い。それと、特に漫画に顕著なのですが、「コミティア受けがする作風」というのが確立していて、自分の絵やアプローチはそこからは外れています。(ついでに言えば、「自分の作風と合致する場所」はいまだに見つけていません(^^;))
でも過去には、お隣に配置された超絶画力のサークルさんの作品が一つも売れなかったのを見て驚いた経験があるので、自分ごときではひがむ理由もありません。そのうえネットでのご縁づくりも苦手となれば苦戦するのは当然です。それだけに、一冊でもお連れ帰りいただけた時にはとても嬉しいイベントでもあります。また、評論や古めの嗜好の本(自覚はあります(^^;))は、意外に男性の同人誌読者さんが読んでくださったりするので、ふだんの「ジャンル参加者の性別がくっきり分かれた同人誌イベント」ではリーチできない読者様に見ていただくチャンスでもあります。でもそのためのPR方法というのがわからないので、そこは運に任せる感じになりますが……。
…で、一日中スペースの前を素通りしていく人の流れを見ているのはつらいので……本を売るのとは別に、「作品を展示する」という「自分の楽しみ」を満たす場と考えたら少しは緊張が緩むのでは? と思いつきました。以前J庭でもやったのですが、絵を作品として簡単に額装し、展示してみること。J庭では時間もなく、本に収録したイラストなどを拡大してポスター代わりにしただけでしたが、これをコミティアでやるとしたらかなり自由なものが持ち込めるのではないかと……。(そうなると売ってる本と連動しないじゃないか、という問題は出ますが☆(^^;))
最近「アナログの絵が描きたい」という欲求が大きくなってるので、ガス抜きしたいのもあります。これは漫画的なイラスト(自分にとっての「同人誌イベントの縛り」)でなくともよくて、むしろ普通の静物画とか、自分で撮った写真の模写とか……要は無心になれる作業がしたいだけかもしれません。
飾るだけなら告知の必要もないし、「同人誌イベントで飾れるものができたらゲリラ的に持っていこう」程度ならハードルを低くできます。コミティアは展示付スペースが申し込めた記憶があって、「10枚たまったら展示スペースをとる、を目標にしたらどうだろう」とか思ったのですが、今見たら2020年以降休止になってるようですね。「自由度が高い一方で通常の「直接参加」より手続きが複雑で、参加料金も高めになりますので、コミティアに慣れた上級者向けの参加形態と言えます。」とのことなので、自分にはまだ無理かもしれません(同人誌活動自体は40年以上になりますが、コミティアの参加回数は少ないので…)。スペースディスプレイの範囲での気楽な「ゲリラ展示」がやはり身の丈かな。
…まあこれも「必ずやる」と思うとストレスになるので。むしろ「やらない。そんなこと絶対やらない。やるわけないっしょ!」…くらいに考えた方が手が動くかもしれません……。(どんだけ天邪鬼?(笑))