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コミティアのディスプレイを考える

6:56 2023/11/27

 

明日には宅配発送をしたいので、今日はコミティアのディスプレイを考えます。

 

ここ一か月くらい、神田の古本まつりなどで久しぶりにいろんな書店さんのディスプレイに触れて、「木の箱」や「木をあしらう」ことが流行っているなあ、素敵だなあ、と思いました。で、100均で気に入った素材を買い込んではみたのですが、その後アレコレに紛れて試作ができず…うーん、試すならコミティアくらいの規模と雰囲気のほうが気楽にやりやすいのですが。(コミケはいろんな意味で「狂騒曲」なので☆)前回書いていた気まぐれな絵は描けそうもないので(こう宣言すると描けるようになるかもしれないという下心(笑))、今回はシンプルにしようかなぁ…などと考えています。体力も落ちていますしね。(笑)

 

シンプルなスペースを作っているサークルさんには憧れるんです。落ち着きますよね。座ってる方も落ち着いて見えます。いっそポスターもなしで、本とテキストのお品書きだけ並べてみたらどうだろう…。いつも不安からいっぱい貼りすぎて、情報量が多くなりすぎ、逆に本が目立たないという本末転倒をしてしまう。設営も撤収も大変。でも何かしないと不安なんですよね。ネットでのPRが下手なタイプなので、当日通りすがりの方にアピールしなきゃどこで知っていただくんだという……。ということは、自分の不安をディスプレイしているようなものかもですね(^^;)。

 

正直、作品に関しては「(趣味に合う方に)読んでさえいただければ…!」という自信はあるんです。もちろんあとで「もっとこうできればよかったのに」と思うことはありますが。(ほとんどの出展者さんもそうだと思います。即売会は作品を磨き上げて「自信作」にして持っていく場ですものね)でもPRの仕方や自分の性格で作品を何割か台無しにしている自覚があるので、たぶん作品だけ作っていっさい外へ出ないほうが良いタイプなのだと思います。しかしひとりサークルでそんなことは不可能☆(涙))それに既刊は自分には見慣れたビジュアルで新鮮味を感じないので、自分の楽しみとしてディスプレイのほうに力が入ってしまい、これも本末転倒。自分でイタイなぁ、と思います。初めてご覧になる方にはすべてが新刊なのだから、それを肝に銘じないといけません。これがなかなか難しい。

 

お試し読み冊子を作ってみたらどうだろう、というのはだいぶ前から考えています。(まあ無料配布を手に取っていただくのも難しいものですが、それは別として)短編まるごと無料配布というのはやったことがありますが、サンプルだけの冊子はおそらくやったことがありません。前回お隣様がまさにそれをしていて(ただ、自分が考えているのは作品ごとではなくすべての作品のサンプルをまとめたものなので少し異なり、出版社の目録にお試し読みが入ってるイメージです)、ああ、やはりやろうかなと思い始めたのですが…これに腰を上げるにはもう遅すぎる。(^^;)コミケになら間に合うかしら。できる範囲でやってみようかな。家で刷るならギリギリまで作業ができるし……もにょもにょ。

 

…妄想に飛んだ頭を引き戻すと、とにかく明日送る物を決めなきゃなので、物理的な枠組みを先に決めないと。ごくごく基本的なところで、案外「手に取りやすい置き方」ができてない気も。それを研究してみようかな、とも思います。実際置いて目で見ないとわからないので、今日は半日くらい本を並べて試行錯誤することになりそうです。

 

余りもののプラダン(元は防寒対策)をスペースのサイズに切ってテンプレートにしているので、そこに本を並べてあーでもないこーでもない、とやります。でも、先日のJ庭でビッグサイトの机に並べた時、少し奥行きが足りなかったんですよね。90×45ではないみたい…。(ああ、測って来ればよかった!)