台所の楽しみ:ブルーベリーマフィンと『ハルさんの休日』

ブルーベリーとクリームチーズの乗った全粒粉マフィンに挑戦しました。「具」はギュッと押し込んだつもりでしたが、焼くとこんな風になるんですね!
ブルーベリーとクリームチーズの乗った全粒粉マフィンに挑戦しました。「具」はギュッと押し込んだつもりでしたが、焼くとこんな風になるんですね!

最近よく見ているEテレの『ふるカフェ系 ハルさんの休日』でこんなマフィンが出てきたことがありまして、あまりにおいしそうだったのでマネしてみました。だいぶ前からやりたかったんですが、今日は涼しいので焼き菓子を作る気力が出て、ようやく実行です。

 

番組では詳しいレシピは出てこなかったので、こちらを参考にしました。

 

全粒粉とくるみのマフィン レシピ・作り方

 

参考レシピではメープルシロップを使っていますね。砂糖でも代用できるんですが、使い切れてなかった「メープル風味」のケーキシロップがあったので代用。分量の100gはなかったので少し甘さ控えめになりました。

 

 

ブルーベリーは手軽な冷凍もの。クリームチーズもおやつ用の「切れてる」やつです。あと、最初は予定になかったクルミも使いかけが見つかったので刻んで入れました。

 

投入した冷蔵庫のあまりもの。どんだけ西友の「みなさまのお墨付き」のお世話になってるんでしょうか。(笑)
投入した冷蔵庫のあまりもの。どんだけ西友の「みなさまのお墨付き」のお世話になってるんでしょうか。(笑)

 

レシピは6個用なんですが、マフィン用の100均の紙カップに生地を落としたらなんだか足りない……せいぜい4個です。よく見たら、レシピは高さが2.5センチの型用となっていました。買ってきたカップの高さは倍の5センチなので、途中から他のレシピを参考にして温度を180℃に上げ、様子を見ながら5分、また5分と焼き足すはめになりました。でもこれくらいのサイズ感なんですよね、「ハルさん」で出てきたマフィンのイメージは……なので結果オーライであります。

 

だんだんいい匂いが漂ってきて(やはり火が通ると香りが立つんですね)、竹串でチェックして焼き上がりを見極めました。仕上がりは我ながら上々です! バターが無塩ではなく残り物の有塩バターで、室温で戻す代わりにチンしたため完全に溶けてしまったり……とケチもついてたのですが、うっすらしたしょっぱさもアクセントになり美味です。でもクリームチーズはおやつタイプじゃないほうが自然なフォルムに仕上がりそうな気が。あと、「生のブルーベリーで」という贅沢もいつかしてみたい。そしてベリーの風味を生かすなら、甘みはやはり砂糖のほうがいいかも……たしか「ハルさん」のお店ではそうだったと思います。

 

途中経過を撮らなかったので出来上がりだけですが……割るとこんな感じです。
途中経過を撮らなかったので出来上がりだけですが……割るとこんな感じです。

 

『ハルさんの休日』は、日本の古民家カフェをドラマ仕立てで紹介していく番組。じつは以前は、取材先の素人さんが参加するドラマの趣向がこしょばゆくてほとんど見ていませんでした。(ごめんなさい(^^;))でもコロナ禍で大好きな喫茶店入りびたりができなくなり、埋め合わせるように録画して見るようになって、番組の雰囲気にも慣れてきました。音楽に懐メロのゆるいカバーが使われるのも「へえ、あの曲がこんなふうに変わるのか~」、と面白いです。

 

個人的には共同体感覚への共感が乏しいほうなので(文字にしてみるとヤな奴だな私(^^;))、今でもやっぱりドラマ部分には入り込めないことが多いです。でも毎回出てくる「和モダン」の内装やインテリア、ハルさんの建築豆知識、と見てるだけで癒されます。部分的には「これ真似できないかなあ」と思うことも。…建築豆知識は「マニアックに一人で盛り上がってる心の声」のナレーションなので、蘊蓄語りなのにマウンティング臭ゼロ。気持ちよく見られます。かなり気を配って工夫されているんだろうなあ……。

 

(番組違いですが、日曜にやってる『百年名家』も好きで、その時間帯で他に見たい番組がないのもあって、よく……いつも途中から……見ています。知識を得ようという意欲はないので漫然と見ているだけですが、それでも目の保養です。八嶋さんも好きですし♪ ペアを組むお姉さんはだいぶ前に牧瀬里穂さんに変わりましたが、今も可愛いですねぇ)

 

内装をまねるのは大変ですが、食べ物ならすぐにまねできます。これもとてもおいしかったので、今度は小さいカップで、罪悪感少なく食べられるように(笑)やってみたいです。