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【美しき蛮族の王と、彼を訪ねた学術調査団。出会いは幸運なのか、悲劇なのか】
「何をもって野蛮と決めつけるのですか?われわれの文明が彼らより洗練されたものであると、どうやってあなたは知るのですか?」……
◆十九世紀。 イギリスの学術調査団が、南米奥地に住む幻の部族を訪ねる。 一行を 率いる初老の研究者キャバリエは、若く美しい王と念願の対面を果たす。 いっぽう、キャバリエを父と慕う青年マイヤーは、その部族が儀式に使う香を手に入れるため神官に取り入り、 本来「異国人」には許されない託宣の儀式を受ける。 その行為はキャバリエとマイヤーの関係を狂わせ、やがては王の運命を狂わせる。
【目次】
1.黄金の王
2.蛮族の国
3.会食
4.託宣
5.亀裂
6.逃亡
7.盗人
8.王殺し